給与の締日の翌日になると手書きのタイムカードを集めて、労働日数、労働時間、残業時間等をタイムカードの打刻を目で追いながら、1日ごとチェックしていく・・・。
このような会社はまだまだ多いのではないでしょうか。
1人当たりの1ヶ月の出勤日数は大体20日ですから、仮に従業員が10名だとしても1ヶ月の給与計算で200日(20日×10名)もの勤怠をチェックしなければなりません。
これがさらに100名の会社なら、なんと2,000日分です。
打刻を忘れている人がいたり、字が読みづらい人がいたりするとさらに余計な労力がかかります。
この作業の大変さはやったことがあればわかりますが、非常に神経を使う大変な作業です。
そして、集計作業が大変ということは、当然ながら人件費がかかってしまいます。
これらのような勤怠管理の問題は、ICタイムレコーダー等の勤怠管理システムの導入で解消することが可能です。
ICタイムレコーダーとは、ICカードをタイムレコーダーにかざすだけで、出勤、退勤、外出などの勤怠情報が記録されます。
記録されたデータは、パソコンに取り込むことで、自動集計され、閲覧、修正、印刷等が可能です。
このようにICタイムレコーダーの導入により、タイムカードの集計作業に毎月忙殺されるようなことがなくなります。
また、各担当者の勤怠管理の負担が軽減され、コアな業務に集中でき、労働生産性の向上につながります。
さらに、タイムカードが紙媒体で無い為、経常的に発生する消耗品の節約にもつながります。
ICカードをかざすと勤怠情報が自動的にインターネット上のサーバーに保存され、遠隔地にあるタイムレコーダーの勤怠情報をリアルタイムで管理できるWEBアプリケーションタイプのものもあります。
このようなWEBアプリケーションタイプの勤怠管理システムは、PCにシステムをインストールする必要もなく、データもローカルPCにはないため、セキュリティも万全です。
インターネット環境があればどこでも利用できますので、支社、工場、営業所などがある場合に、勤怠管理を本社で一括管理する場合に最適です。
さらに、社員からのシフトや各種届出(休暇届、遅刻届、休日出勤届、時間外勤務届、直行直帰届、代休・振休届など)もWEB上から申請・承認が行うことが出来るものもあります。
ICタイムレコーダー以外に、指紋センサーや携帯電話で打刻するタイプのものもあります。
弊社では、タイムカードの集計作業を効率化する為に勤怠管理システムの導入のご相談に応じております。
特定社会保険労務士が御社の就業規則や就業環境等をヒアリングして、最適な勤怠管理システムのご提案から導入までをサポートいたします。
さらに、勤怠管理システム導入後の給与計算の代行サービスもございます。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。